「このまま通い続けるのは難しい。でも、高校は卒業したい」
もともとは全日制高校に通っていました。勉強や部活動で「きちんとやらなければ」と頑張るうちに精神的に疲れ、学校に通い続けることが難しくなりました。
「このまま通い続けるのは難しい。でも、高校は卒業しておきたい」
そう考えて、自分で通信制高校について調べ、教育アカデミー高等部へ転入学しました。自由度が高く、自分のペースで通えることに魅力を感じたからです。
ただ、当時は「全日制から逃げた」という感覚もあり、「この先どうなるんだろう」という不安もありました。
高校2年生の終わりに、大学進学を決めた
転入学した当初は、大学へ進学するとはまだ決めていませんでした。
もともとゲームやインターネットが好きで、テクノロジーには興味がありました。最初はIT系の専門学校を考えていましたが、「4年間かけて情報分野をじっくり学びたい」と思うようになり、高校2年生の終わり頃に大学受験を決めました。
中学校の学習内容の復習から始め、スタディサプリや参考書を使って独学しました。模試は何度受けてもE判定でした。
それでも、「今度こそ何かを頑張ってみよう」と自分で決めたことだったので、最後まで続けることができました。
教育アカデミー高等部には、自分のペースで使える時間がありました。先生たちも、何かを一方的に決めるのではなく、「自分がどうしたいのか」を聞いてくれました。
自分で考えて、自分で決めてやり切った経験は、その後の大きな自信になっています。
海外へ出て、「迷ったらまずやってみよう」に変わった
大学3年生のとき、1か月間フィリピン・セブ島へ留学しました。
当時は英語をほとんど話せませんでしたが、海外の人とコミュニケーションを取ることが楽しく、「もっと英語を話したい」「もっと世界を見てみたい」と思うようになりました。
そこから、海外の国際会議で研究発表をしたり、海外インターンに挑戦したりするようになり、さらにカナダで半年間学ぶ留学にも挑戦します。
海外では、計画通りにいかないことや、失敗することもあります。でも、意外と何とかなりますし、周りも自分が思っているほど、自分の失敗を気にしていません。
「失敗を必要以上に気にしているのは、自分自身なのかもしれない」
そう気づいてからは、「迷ったらまずやってみよう」と思えるようになりました。

人と同じペースで進まなくてもいい
高校生活で学んだことの中で、今の自分に一番活きているのは、「人と同じペースで進まなくてもいい」と知ったことです。
通信制高校では自由な時間が増えました。ゲームをしたり、YouTubeを見たりして、「自分は何もしていないな」と思っていた時期もあります。
でも、その時間があったからこそ、「自分は何をしたいんだろう」「将来どうしよう」と自分自身について考えることができ、自分がテクノロジーに興味を持っていることにも気づきました。
今でも大きな選択をするときには、周囲に合わせるだけではなく、「自分はどうしたいのか」を大切にしています。
今、立ち止まっているように感じている人へ
通信制高校への進学を考えている人の中には、「この先、大丈夫なのかな」と不安に思っている人もいると思います。自分自身もそうでした。
でも今、高校時代の自分に声をかけるなら、
「今は何もしていないように感じるかもしれないけど、その考えている時間も無駄じゃないよ」
と伝えたいです。
高校生だった自分は、大学院でAIやロボットの研究をしたり、海外へ留学したりする未来をまったく想像していませんでした。
だから、今いる場所だけで自分の将来を決めつける必要はないと思います。
人と同じペースで進まなくても大丈夫です。
今は立ち止まっているように感じても、いつか「これをやってみたい」と思えるものが出てきたときに動くための、準備期間なのかもしれません。









