吉野源三郎著『漫画 君たちはどう生きるか』を読む
今や新聞に1頁広告が出るくらいですから、とてつもないベストセラーになっているようです。漫画だけで100万部、原作も含めると130万部を越えるというからすごい。私も10代の頃に原作を読んだ記憶がありますが、かなり難解だった […]
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今や新聞に1頁広告が出るくらいですから、とてつもないベストセラーになっているようです。漫画だけで100万部、原作も含めると130万部を越えるというからすごい。私も10代の頃に原作を読んだ記憶がありますが、かなり難解だった […]
①小崎恭弘『お母さんのための「くじけない」男の子の育て方』 ②西原理恵子『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』の2冊を読む 今回はたまたま一緒に読んで興味深かった2冊の本を同時にとりあげることにします。両方と […]
この本は初めに、日本青少年研究所が高校生を対象に行った、「若いうちにぜひやっておきたいことは何ですか」というアンケートの結果から紹介されています。その調査は、日本、アメリカ、中国、韓国の高校生を対象に同時期に実施されたも […]
今となっては遠い昔になってしまいましたが、1970年代を中心に、いわゆる「ノンフィクション」と言われる文学ジャンルが大変な隆盛を誇ったことがあります。若い方々にその作者名を尋ねたところ、大半の人が知りませんでしたから、ひ […]
田中慎弥さんと言っても、知らない方が多いかもしれません。この本の帯にある著者紹介欄によると、その経歴は次のようです。 <1972年山口県生まれ。2005年に「冷たい水の羊」で新潮新人賞を受賞し、作家デビュー。2008年、 […]
この本は、著者である稲泉さんが友人や先輩たちにインタビューして、どうして今働いているのか、あるいは働いていないのか、働けないでいるのかを丁寧に聞き取って編集したものです。 稲泉さんの問題意識は明解で、ズバリ次のような文章 […]
平成28年度上半期の芥川賞に決まった村田沙耶香さんの『コンビニ人間』がとても面白かった。この小説が初めて掲載された「文芸春秋」9月号(平成28年)には、選考委員の方々の短い書評が載っていますが、私の感想はそれらのどの批評 […]
発達障がいをもった類が、日本で一人前のモデルや俳優になっていく過程には、母親の泉さんの献身的なサポートがありました。そして、実は泉さんにも発達障がいがあり、長い間苦しんできた歴史がありました。泉さんのコメントです。 <精 […]
栗原類という青年を初めて見たのは、「キンチョー蚊取線香」のテレビコマーシャルだった気がします。蚊取線香のスプレーのノズルを激しく押して、死んでいく蚊を平然と見送る、というようなシチュエーションだったかと思います。あれから […]
では、こうしたひきこもりから脱け出させるには、いったいどうしたらいいのでしょうか? (ちなみに、本書とその兄弟書籍ともいうべき『ひきこもりはなぜ「治る」のか?』も参照させて頂いています。) 斎藤先生の主張は一貫しています […]